2015年03月12日

実は謎だらけなペンギンの生態

ペンギンというのは実に魅力的な生き物で、熱烈なファンは多い。実はペンギンには謎がたくさんありまして、9600種類いる中のわずか18種類なんですけど、全ての鳥類の中でも、非常に多くの本や研究をされている鳥。

アルゼンチンの科学者が南極地域で発見した数千万年前のペンギンの化石から見て、当時のペンギンは人類よりずっと背が高かったと伝えた。約3700年前に身長は2mで、体重は121キロに上ったとみられる。

ペンギンは生涯の7割以上を海で過ごすんですね。陸に上がってくるときは、羽毛の生え変わり時期と、子育てのときだけ。約500m潜ることができ、最長18分潜水した記録がある。

水に潜ってないときは、氷の上でグテーッと寝転がっていて、後ろから見るとほんと饅頭みたい(笑)

ペンギンは海に出てしまうと、何をやっているか分からないんですよ。つい最近になってやっと、海での行動が少し解明されてきたんですけどまだ謎が多い。

体温が下がってくると仲間が集まり「ハドル」と呼ばれる「押しくら饅頭」の状態になり寒さを凌ぐ少し暖まると群れの端に移動するという巡回を繰り返し、凍てつく寒さから身を守っている。

ペンギンの足は泳ぐ時の邪魔にならないように体の一番後ろについています。このため、体が直立してしまう。ハンティングスキルも相当なもので、1羽のペンギン達から得た14時間以上の映像の中で、彼らは一度も獲物を逃すことは無かった。ペンギンは海水やエサの魚から水分をとっている。時々頭を左右に振っているのは、このくちばしについた塩水を振り払っている仕草。



Posted by rusama at 07:33

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